介護離職は毎年約10万人。でも、その多くは「使える制度を知らなかった」だけ。今の状態を点検して、辞めずに続ける道を一緒に探します。
厚生労働省の調査では、介護を理由に仕事を辞めた人の離職理由で最も多いのは「勤務先の両立支援制度の問題や、介護休業等を取得しづらい雰囲気があった」で43.4%。次いで「介護保険サービスを利用できなかった・利用方法がわからなかった」が30.2%でした。つまり離職の主因は、本人の頑張りではなく、制度とサービスに繋がれていないことです。
2025年4月施行の改正で、会社には介護に直面した従業員へ両立支援制度を個別に案内する義務や、介護期のテレワーク配慮(努力義務)が課されました。制度は年々使いやすくなっています。まず知ること、そして地域包括支援センターやケアマネジャーに繋がることが、離職を避ける近道です。
出典:厚生労働省「令和3年度 仕事と介護の両立等に関する実態把握のための調査研究事業」/経済産業省「2030年に向けたビジネスケアラー支援」